ダイエット

リバウンド続きのダイエットに悩んでいた時に浮かんだバフェットの名言【1】

 

やあ、太ってた時のぼく
あれ、ずいぶんと痩せたねえ。ダイエットがんばったんだね
がんばったといえばがんばったけど、そこまで苦労はしなかったよ
えー、おれ何度も失敗してきたんだけどな。リバウンドもないの?
リバウンドもないよ。
そんなうまい話ちょっと信じられないぞ。たとえ自分であっても
無理もない。何度も失敗してきたからね。一時的に成功してもいつの間にか元に戻ってたし
じゃあ、おれにも教えくてれよ。仮にも兄弟じゃないか!あ、自分自身か。
もちろん、過去の自分が苦しんでいるのは見てられないからね。ところでバフェットって知ってる?
ああ知ってるさ、フランスパンの一種だろ?マーガリン塗って食べるとおいしいんだよな
それはバゲット!ほんと食い物にしか興味がないんだからな、君は。。。バフェットっていうのはアメリカ人で世界一の投資家と言われてる人物のことだよ。まあ投資の神様みたいなもんだな
その投資の神様とダイエットと一体何の関係があるんだい?
ふふふ、普通はそう思うよね。でもバフェットの投資の考え方ってダイエットにも応用可能だって気がついたんだ。そこからダイエット法を考え直したんだよ。
ふーん、なんだかよくわからないけど興味がわいてきたぞ。
OK、じゃあこのコラムでおいおいバフェット式ダイエット法を紹介していこう

ダイエットブログを書くことで伝えたいこと

このブログに興味を持っていただいた皆さんはじめましてSHOHと申します。

このブログは過去自分が行ったダイエット経験を通じて自分が感じたこと考えたことを、後から振り返って分析して言語化したものです。

若いころは無茶なダイエットをしてリバウンドしていましたが、最後のダイエットはかなり意識的に自分なりの仮説やロジックをもって行ったので、過去の失敗を繰り返さずに済んだと思います。

その時個人的な経験とはいえ、他人にも伝えることができるようなある程度再現性を持ったダイエット法を確立できたのではないかと思いました。

このブログを書くことで、自分の考えを整理して伝えることによって、ダイエットに悩む人たちへの一助になればいいなと思っています。

なんだか朝からダルおも。。。体調がすぐれない毎日

僕の身長は175cmでダイエットを始める前の体重は80キロ台後半でした。なのでBMIでいえば29ぐらいで肥満度Ⅰ、適正体重より20kg近く重かったのです。

もともと若いころから太りやすく、ぐーたらでインドアな生活を送っていたために常に体重は標準より重く、時折無茶なダイエットをしては無理やり体重を減らすことを繰りかえしていたのでした。

そのためダイエット法の知識だけは豊富だったのですが、その知識も一知半解のために、ちょっと痩せてはリバウンドといった状態で、色々試してたわりにはいつまでも太ったままででした。

自分はストレスを感じると食に向かうタイプなので、色々抱えるといつの間にか食べすぎていました。さらに悪いことに、その食欲は主に丼物やうどんやパスタなどの炭水化物に向かうのです。そのため悩んでは食べ、食べては太り、太った自分を見ては落ち込むという悪循環でした。

太っただけならまだしも、いつの間にやら血圧も高くなり、脂肪肝などになったりして朝起きても疲労感が抜けず、昔のぎっくり腰の影響で腰痛も頻発して、体調は最悪で半分病人のような有様、根本的な減量はまさに死活問題となっているような状況でした。

血液検査からみえる生活習慣

最高血圧 139 心臓が収縮期の血圧値。上の血圧。140以上が高血圧
最低血圧 85 心臓が拡張期の血圧値、下の血圧。85以上が高血圧
脈拍 111 基準値は60~90。それ以上は脈が速い。
ALT 145 基準値は8~49。それ以上は脂肪肝などの肝機能障害の疑い
γ-GTP 233 基準値は9~68。それ以上はアルコール性肝障害、肝炎などの疑い
総蛋白TP 8.1 基準値は6.6~8.2。血清中のたんぱく質の総量
アルブミンALB 4.5 基準値は4.0~5.1。血清蛋白の50%以上を占めるアルブミン。栄養不足だと低下
A/G 1.2 基準値は1.3~2.1。病気の場合は一般的に低下する。
コレステロール 200 基準値は140~259。血清脂質の一種で脂質の多い食事で上昇する。
グリコアルブミン 14.9 基準値は16.5%未満。糖尿病の指標。過去2週間の平均の血糖値で上下する

僕は献血を定期的にしているので歴代の血液検査の数値を見ることができます。ダイエットを始める前の検査の結果をここで紹介したいと思います。

上の表がそれですが一目でわかるのは肝臓関連の数値が高いことですね。ALTとγ-GTPがともにとても高くなってしまっています。簡単に言えば「脂肪肝」です。

自分はアルコールはほとんど飲みませんので原因は一つ、糖質の取りすぎです。白米が大好きで、カレーやかつ丼、うどんやパスタ類など、昼食は大体炭水化物中心の食事をしていました。

朝はパン食、夜はご飯のおかわりとなると、測らなくても炭水化物の量と割合が多くなるのは自然なことでした。コンビニスイーツなど甘いものも好きです。

清涼飲料水やカウチポテト類などは意識して摂取してこなかったので、やはり食事から摂る炭水化物の影響が体重と体調に表れていたと思います。

肝臓関連の数字ほどではないですが、糖尿病に関連してくる数字も十分に高くなっています。グルコアルブミンの数値が14.9%ですから正常値の範囲内とはいえ、要注意といわれる15.6%に迫る値になっています。

コーヒーが好きで1日3~4杯程度は飲んでいたのでこれが多少血糖値を下げてくれていたのかもしれません。

血圧も高いですよね。境界上ではありますが高血圧予備軍であったことはまちがいありません。それ以上に心配なのが脈拍の速さです。

脈拍の速さは喫煙・肥満・高血圧・糖尿病などの生活習慣病からくる自律神経の乱れが大きいといわれています。その時の自分はちょっとした階段の上り下りだけでも息が弾んでしまうような状態でした。

自律神経が乱れ交感神経が優位になると、めまい、頭痛、疲労感、感情の起伏、うつなどを引き起こすといわれているので、自分が感じていた症状はしっかりと血液検査と血圧検査の結果に表れていたのです。

ダイエットというとどうしても体重ばかりに注目してしまいますが、単なる見た目や美容目的ではなくて体のうちからの健康を考えると、ダイエットを決意したら血液検査を受けてみてもいいかもしれません。何より真剣度が違ってきます。

そんな時にふと思い出したのが、アメリカ人で世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェットさんの言葉でした。

世界一の投資家であり希代の偏食家ウォーレン・エドワード・バフェット

バフェットさんは現在87歳、新聞配達のアルバイトから身を起こして株式投資の世界に入り、現在総資産7兆円以上ともいわれる世界一の投資家として知られています。

バフェットさんは株取引の中心地であるNYで仕事をしているわけではなく、アメリカの片田舎であるネブラスカ州オマハという小さな街にずっと住んでいます。なのでバフェットさんには「オマハの怪人」という異名もあります。

バフェットさん自身はある意味、というかどこからどうみてもダイエットとは程遠い生活をしています。というかぶっちゃけかなりの偏食家だといえるでしょう。

バフェットのつづりは”buffett”ですがここから”t”を抜くと”buffet”となり、つまり立食食べ放題を意味する”ビュッフェ”になります。名は態を表すを地でいっている人物です。

幼少の頃よりコカ・コーラが大好きで、コーラの中でも最も甘いといわれるチェリーコークを1日5本はがぶ飲みするそうです。彼自身は以前はマクドナルドの大株主でしたが、いつもなじみの小売店でちゃんと一本ずつ買っていくそうです。

自宅からオフィスまでの道のりは車で5分ほどの距離なのですが、その途中で朝食のために必ず寄っていくのがマクドナルドです。

奥さんに車の小銭入れに朝食のための小銭を入れておくよう頼んでおくのですが、金額は「2ドル61セント」「2ドル95セント」「3ドル17セント」の3パターン。投資の成績がいいと気分良く一番高い3ドル17セントの商品を頼みます。

バフェットさんの食事は毎回ハンバーガーとコーラーなので、医者もあきれ気味にバフェットさんじゃなければ病院行きだといいます。ソニー創業者の盛田昭夫氏がバフェットさんを自邸の夕食に招いたことがあったのですが、出された和食には一切口を付けなかったといいます。

一度ある記者がバフェットさんの食事を1週間だけまねてみたのですが、人生で一番胃腸を痛めつけられた経験をしたというぐらいです。

バフェットさん自身の言葉だと、コカ・コーラを飲んだときの幸福感は野菜を食べて健康になる利得に勝るそうですから、まあ完全に確信犯ですよね(笑)。

医者に食生活を改善するか運動をするかどちらかを選んでくださいと言われて、運動を選んだバフェットさんです。

でもバフェットさん自身は以前に前立腺がんを患った以外は、90歳近い今でも健康でバリバリの現役の投資家です。

そんなバフェットさんから学ぶダイエットなんてとんでもない!と思われるかもしれません。確かにバフェットさんの食事法をまねるべきというなら問題ですが、ここではバフェットさんの投資に関する考え方をダイエットに応用するということです。

なのでそこは安心してついてきてほしいと思います。

投資家バフェットが語る人生訓

バフェットさんについての本は日本でもたくさん販売されていて、あたりまえですが基本は投資に興味を持つ人が読む本です。

自分はどちらかというと投資よりも、世界で一番の富豪にもなった立志伝中の人物の人となりを知りたくて読んでいたのですが、ある日ふとバフェットの考えってダイエットにも通じるよなと思ったのです。

それは理屈の問題ではなく、ただ単純になぜかそう思ったのです。

そのためもう一度バフェットの本を読み返してみると、バフェットの言葉は投資法だけではなく、人生訓や生き方の指針を示してくれてると再認識したのです。

実際アメリカにおいてもバフェットは一投資家という枠を超えて人生の賢人として尊敬を集め、その言葉は人生訓として一般人の間でも知られています。

たとえばバフェットはこういっています。

“The most important investment you can make is in yourself.” 

最も大事なことは自分自身に投資することだ。

若い時は食事の食欲と消費の対象であって投資対象ではありませんでしたし、運動も健康のためというよりスポーツの面白さを味わうためにやるものでした。

若い時は時間も身体も浪費してもそれを受け入れるだけの余裕がありましたが、20代から30代、30代から40代と10年刻みで体の衰えはガクガクッと階段状で襲って来ることを実感します。

体重もバームクーヘンのように巻きながら増えていき、若いころのような無理なダイエットも難しくなってきます。

このコラムではなぜ自分のダイエット法が変わったのか、どのように変えていったのか、バフェットのどの言葉に反応したのかを、ブログの読者の方に伝えていきたいと思っています。

その際購入して役に立ったと思われる生活習慣や食品、書籍、ガジェットなども合わせて紹介していこうと思います。

バフェットはこういっています。

I always knew I was going to be rich. I don’t think I ever doubted it for a minute. ”

金持ちになることを一分たりとも疑ったことはないね。

ここではこのブログを読んで、読者の皆さんがスリムで健康になることを一分たりとも疑わないようにしていけたらと思います。

バフェットの言葉はダイエットにも通じる

最も大事なことは自分自身に投資すること

ダイエットは自分への投資